胴声(読み)ドウゴエ

デジタル大辞泉 「胴声」の意味・読み・例文・類語

どう‐ごえ〔‐ごゑ〕【胴声】

胴間声どうまごえ」に同じ。
めっきの様なる眼をむき、乙に入ったる―」〈浄・双生隅田川

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胴声」の意味・読み・例文・類語

どう‐ごえ‥ごゑ【胴声】

  1. 〘 名詞 〙どうまごえ(胴間声)
    1. [初出の実例]「鑠(めっき)の様なるめをむき、乙(おつ)に入たる胴(ドウ)声」(出典浄瑠璃・双生隅田川(1720)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android