胴殻(読み)どうがら

精選版 日本国語大辞典 「胴殻」の意味・読み・例文・類語

どう‐がら【胴殻】

〘名〙
① (「胴」は胴体、「殻」は骨の意) 鳥獣などの胴体の肉を取り去ったあとに残った骨。胴骨。あら。がら
※俳諧・東日記(1681)坤「胴がらは狐にはません薬喰〈止歯〉」
人体をののしっていう語。どんがら。
※浄瑠璃・七小町(1727)四「長々お家の穀潰(ごくつぶ)じ、胴骸(ドウガラ)なりと役に立」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android