胸に釘打つ(読み)むねにくぎうつ

精選版 日本国語大辞典 「胸に釘打つ」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 に 釘(くぎ)(う)

  1. 胸に釘を打たれたように心の急所に当たって、痛切に感ずる。心中弱点を突かれて心痛する。胸に焼きがね刺す。胸に釘針刺す。胸に釘。
    1. [初出の実例]「さてのちに霊に出でまして、『その夜やがてむねに釘はうちてき』とこそ、のたまひけれ」(出典:大鏡(12C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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