胸腔鏡検査(読み)きょうくうきょうけんさ(その他表記)thoracoscopy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胸腔鏡検査」の意味・わかりやすい解説

胸腔鏡検査
きょうくうきょうけんさ
thoracoscopy

人工的に胸腔内に空気を送り込んで気胸を起し,肺を収縮虚脱させたのちに直達鏡を挿入して,肺や胸膜表面の観察をしたり,癒着の焼灼切離を行う方法。スウェーデンの外科医 H.C.ヤコベウス (1879~1937) がこの方法で肺尖部の胸膜癒着の焼灼に成功 (1913) して以来,肺結核に対する肺萎縮療法の1つとして発達したが,現在では治療法としてはほとんど用いられない。しかしグラスファイバ製の胸腔鏡が肺癌などの診断で再評価されている。

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