胸部外傷(読み)きょうぶがいしょう(その他表記)Chest Injury

家庭医学館 「胸部外傷」の解説

きょうぶがいしょう【胸部外傷 Chest Injury】

◎けがの危険域がある
 胸を刃物で刺されたり、銃で撃たれたりすると、傷口が開いていて(開放性外傷(かいほうせいがいしょう))、傷口の狭い(鋭的外傷(えいてきがいしょう))けがになります(穿通性外傷(せんつうせいがいしょう))。
 胸部を強く打ったり、圧迫されたりすると、傷口の開いていない(非開放性外傷(ひかいほうせいがいしょう))、幅の広い(鈍的外傷(どんてきがいしょう))けがになります(非穿通性外傷(ひせんつうせいがいしょう))。
 胸には危険域と呼ばれる部位があって(図「胸部外傷の危険域」)、ここにけがをすると重傷になりがちです。
 とくに、息苦しい、呼吸のしかたがおかしい、息を吸ったときの胸の上がり方が右と左でちがうといったときは重傷です。救急車を依頼するなどして、一刻も早くけが人を救急病院へ運ぶことが必要です。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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