能登国田数注文(読み)のとのくにでんすうちゆうもん

日本歴史地名大系 「能登国田数注文」の解説

能登国田数注文
のとのくにでんすうちゆうもん

別称 能登国田数目録

成立 承久三年九月六日

写本 東京都杉並区森田家

解説 能登国の国衙領・庄園すべての田地面積を記した大田文。康応元年書写。承久三年能登の国衙によって、数種の検注帳や庄園の立券文書などをもとに作成された。四郡別に庄・郷・保・院・村などの田数を記載し、とくに国衙領の田数は端数まで記す。ただし端数の単位は不明。

活字本 加能古文書・改定史籍集覧・鎌倉遺文

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android