脇刀(読み)ワキガタナ

デジタル大辞泉 「脇刀」の意味・読み・例文・類語

わき‐がたな【脇刀】

腰に差す小刀腰刀。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「脇刀」の意味・読み・例文・類語

わき‐がたな【脇刀】

  1. 〘 名詞 〙 腰に帯びる小刀。こしがたな。脇物。
    1. [初出の実例]「以右手脇刀のつかに懸けて抜むとする躰」(出典:丹鶴本古事談(1212‐15頃)六)

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世界大百科事典(旧版)内の脇刀の言及

【脇指】より

…脇差とも書く。太刀を帯びたとき,脇に指し添えたため,脇刀(わきがたな),腰刀(こしがたな)などともいう。室町時代末期以降,打刀(うちがたな)が盛行すると,打刀拵(こしらえ)と同形式の短い拵を添えるようになり,これが江戸時代に入って大小となって,大を刀,小を脇指というようになった。…

※「脇刀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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