脇戸町(読み)わきどちよう

日本歴史地名大系 「脇戸町」の解説

脇戸町
わきどちよう

[現在地名]奈良市脇戸町

しも御門みかど町の南に所在。「奈良曝」には「町役廿壱(ママ)。下ノ御門町の南町。いにしへ此町に具足の胴鍛冶脇戸名字の人住しより町の名とす」とみえる。「簡聚図絵鈔」の小五月郷指図に「脇戸郷南北行」とある。「大乗院雑事記」文明一二年(一四八〇)六月一九日条の「七郷」(興福寺寺門郷)のうちの南大門なんだいもん郷に「脇戸」がみえ、明応二年(一四九三)三月一三日条に「於元興寺郷脇戸郷越智足軽清三郎之手者打殺之」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む