…そして,ある種個体群が群集の中で何をしているかという,いわば人間の職業にもあたる生態的地位ecological nicheを明らかにし,その地位を占めていた種が他の種に置き変わる過程や,その地位を占める種たちの間の関係の変化を通じて,群集全体の変化の様相を,さらにはそれから群集自身のいわば構造を知る方向を提唱したのである(1927,30,33)。食物連鎖は概念的に,生きているものを食っていく生食連鎖と死んだものを食っていく腐食連鎖,さらに寄生連鎖の三つに分けられている。そして一般的にいえば,水域(とくに海洋の沖帯)では生食連鎖が卓越し,逆に陸上(とくに森林)では腐食連鎖の卓越することが認められている。…
…生態系において,生物体を構成するさまざまな物質が環境から生物にとり込まれ,食物連鎖や腐食連鎖を通じて生物間を移動し,再び環境にもどされることをいう。エネルギーの流れとともに,生態系の最も重要な機能の一つであるが,化学物質は環境と生物の間をなん回でも循環することが可能であり,この点で一方的な流れであるエネルギーの流れとは対照的である。…
※「腐食連鎖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...