腕弛し(読み)カイダユシ

デジタル大辞泉 「腕弛し」の意味・読み・例文・類語

かい‐だゆ・し〔かひ‐〕【×弛し】

[形ク]《「かいなたゆし」の音変化。「かいたゆし」とも》「かいだるい」に同じ。
「悔しくもかへりにけるか唐衣からごろも―・きまでかへすかひなし」〈清慎公集〉

かいな‐だゆ・し〔かひな‐〕【×弛し】

[形ク]腕がだるい。
「経を…ささげ奉りしに、―・くもあらず」〈宇治拾遺・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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