腕捲(読み)うでまくり

精選版 日本国語大辞典 「腕捲」の意味・読み・例文・類語

うで‐まくり【腕捲】

  1. 〘 名詞 〙 着ているものの袖口(そでぐち)をまくりあげること。また、そうしているさま。威勢をつけるさま、一生懸命にするさまにいう。
    1. [初出の実例]「うでまくりをして、ああかうな人ぢゃと云わうぞ」(出典:史記抄(1477)一二)
    2. 「鉢巻をして、腕まくりで、帝国文学の原稿を書いてゐた」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android