腰撓(読み)こしだめ

精選版 日本国語大辞典 「腰撓」の意味・読み・例文・類語

こし‐だめ【腰撓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄砲を腰にあてがった状態。また、その姿勢から大体の見当で撃つこと。
    1. [初出の実例]「火縄の付きし鉄砲を持ち出で、よき程に腰を割り立身にて腰(コシ)だめに構へ」(出典歌舞伎・出来龝月花雪聚(真田雪村)(1871)三幕)
  3. ( 形動 ) ( 比喩的に ) 大体の見当で事をすること。また、そのさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 火縄

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android