コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

腰飾 こしかざり

1件 の用語解説(腰飾の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

こしかざり【腰飾】

縄文時代後・晩期の埋葬人骨の腰部付近から発見される例の多い鹿角製の装身具で,猪牙製,獣骨脊椎骨製のものもある。形態は種々あり一様ではないが,典型的なものは全体が〈く〉の字状を呈し,一端に身と平行する穴があけられ,もう一方には身と直交する穴があけられる。先端部はとがったり,石棒の頭部のように亀頭状を呈するものがある。横断面は〈U〉字状に掘り込まれる。腰飾が数多く発見された愛知県吉胡貝塚などの例では,男性人骨に伴出したものが圧倒的に多く,同じ装身具でも女性人骨に伴出例の多い貝輪とは対照的である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

腰飾の関連キーワード甕棺縄文時代石斧津雲貝塚土版居徳(いとく)遺跡土面晩期ブーベ氏の埋葬東名遺跡

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

腰飾の関連情報