腸間膜動脈・静脈(読み)ちょうかんまくどうみゃく・じょうみゃく(その他表記)mesenteric artery and vein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腸間膜動脈・静脈」の意味・わかりやすい解説

腸間膜動脈・静脈
ちょうかんまくどうみゃく・じょうみゃく
mesenteric artery and vein

腸間膜動脈は,腹大動脈から出て腸間膜を経由し,腸管にいたるもので,十二指腸小腸盲腸,上行および横行結腸に分布する上腸間膜動脈と,下行結腸,S状結腸,直腸に分布する下腸間膜動脈とがある。腸間膜静脈も上下2本あり,その分布域はほぼ動脈と同様であるが,上下ともに膵臓後方を上行して門脈に注ぐ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む