精選版 日本国語大辞典 「腹太餠」の意味・読み・例文・類語 はらぶと‐もち【腹太餠】 〘 名詞 〙 薄皮のまんじゅうで、形は丸くふっくらとしていて、中に塩餡がはいっているもの。うずらやき。腹太。[初出の実例]「おおかた其よふといふのはだしっこでさつま芋か腹ぶと餠を買用だろふ」(出典:洒落本・風俗通(1800)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の腹太餠の言及 【大福餅】より …室町後期から鶉(うずら)餅という菓子があり,これを焼いたり,焼印を押したりしたものを鶉焼と呼んだ。塩味のあんをたっぷり入れ,丸くふくらんだ形にしていたための名で,のちには腹太(はらぶと)餅ともいった。これを平たくしたのが大福餅である。… ※「腹太餠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by