膝の下(読み)ひざのした

精選版 日本国語大辞典 「膝の下」の意味・読み・例文・類語

ひざ【膝】 の 下(した)

  1. 膝がしらの下から足元まで。また、座っている人の膝がしらの下。ひざした。
    1. [初出の実例]「目を見はたけて膝(ヒザ)の下に太刀ねぢかいて居たりければ」(出典:米沢本沙石集(1283)七)
  2. 身近。ひざもと。ひざした。しっか。
    1. [初出の実例]「まぢかき御ひざのしたにおきて、をさなく候へ共、末の御敵となるべき者こそ、一二人候へ」(出典:曾我物語(南北朝頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む