膝行り(読み)いざり

精選版 日本国語大辞典 「膝行り」の意味・読み・例文・類語

い‐ざりゐ‥【膝行・躄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「いざる(膝行)」の連用形名詞化 )
  2. ひざやしりを地につけて、手を使って進むこと。膝行(しっこう)
    1. [初出の実例]「あふことのかたゐざりする緑子のたたむ月にもあはじとやする」(出典:兼盛集(990頃))
  3. 足が不自由で、立って歩けない人をいった語。躄者(へきしゃ)
    1. [初出の実例]「まづたて、いやいざりでござる」(出典:虎明本狂言・三人片輪(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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