膠鯉煎(読み)きょうりせん

精選版 日本国語大辞典 「膠鯉煎」の意味・読み・例文・類語

きょうり‐せんケウリ‥【膠鯉煎】

  1. 〘 名詞 〙 髪油一種。鯉のうろこを煎じて、煮つめ、水あめのように木に巻いて用いたもの。
    1. [初出の実例]「いや、きゃうりせんと申てごたいつけの下へぬらひでかなはぬ物でござる」(出典:虎明本狂言・麻生(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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