膵臓機能検査法(読み)すいぞうきのうけんさほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「膵臓機能検査法」の意味・わかりやすい解説

膵臓機能検査法
すいぞうきのうけんさほう

膵臓の機能検査は,外分泌 (膵液分泌) 機能に関するものと,内分泌 (インスリン分泌) 機能に関するものとがある。外分泌機能の検査には以下のものがある。 (1) 膵液の検査 セクレチン誘発試験などで採取した膵液について,アミラーゼ,トリプシン,リパーゼ活性を測定し,液量,重炭酸塩,細胞診その他の検査を行う。 (2) 血中アミラーゼ,尿中アミラーゼ,血液リパーゼ活性の測定。 (3) 消化吸収試験 放射性同位元素を用いたトリオレイン吸収試験,オレイン酸吸収試験など。内分泌機能の検査としては,尿糖測定,血糖測定,血中アセトン測定,糖負荷試験,血中インスリン測定などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む