糖負荷試験(読み)とうふかしけん(その他表記)glucose tolerance test; GTT

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「糖負荷試験」の意味・わかりやすい解説

糖負荷試験
とうふかしけん
glucose tolerance test; GTT

一定量のブドウ糖ないし糖質の多い食事を与えて,空腹時から一定時間にわたって血糖値の動きを調べる検査法。一般には 50gまたは 100gのブドウ糖経口投与法が多く用いられたが,最近は 75gの負荷が広く使用されるようになっている。 50gブドウ糖負荷の場合,1時間値 180mg/dl以上,2時間値 140以上を糖尿病型とし,空腹時 100以下,1時間値 160以下,2時間値 100以下を正常型とする。糖尿病型を示すものは,糖尿病をはじめとして,飢餓状態,胃切除後,甲状腺下垂体副腎などの機能亢進症,慢性肝炎感染症妊娠肥満などがある。

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栄養・生化学辞典 「糖負荷試験」の解説

糖負荷試験

 →耐糖能試験

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