臓器移植ネットワーク(読み)ぞうきいしょくネットワーク

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臓器移植ネットワーク」の意味・わかりやすい解説

臓器移植ネットワーク
ぞうきいしょくネットワーク

移植手術が必要な患者を登録しておき,臓器提供者が出たときに,最も適切な患者を公平に選ぶシステム。欧米では民間のボランティア組織が発達しており,広範なネットワークを構成している。しかし,日本では国立佐倉病院を中心とする腎臓移植ネットワーク,西日本臓器移植ネットワークシステム,近畿臓器移植連絡会議が活動している程度で,脳死臨調や専門家からは全国規模のネットワークの充実を望む声が多かった。このため,厚生省 (現厚生労働省) では「臓器移植ネットワークのあり方等に関する検討会」を設け,1992年 10月から協議を進めていた。 97年 10月に臓器移植法が施行されたのに伴い,腎臓移植ネットワークを改組し,社団法人「日本臓器移植ネットワーク」を発足させた。本部を東京におき,全国に7つのブロックセンターを配している。

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