デジタル大辞泉
「臥し返る」の意味・読み・例文・類語
ふし‐かえ・る〔‐かへる〕【×臥し返る】
[動ラ四]寝返りをうつ。
「うしろざまにこそ―・りたれ」〈宇治拾遺・三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふし‐かえ・る‥かへる【臥返】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① 寝ながらからだの向きを変える。寝がえりをうつ。
- [初出の実例]「つのくにのたれとふしやのふしかへりそのはらさへはたかくなりしぞ」(出典:実方集(998頃))
- ② 草木の穂や葉などが、風や水の流れをうけて、横になびく。
- [初出の実例]「しめゆはでみだるるはぎのふしかへりみれどもあかぬはなのいろかな」(出典:能宣集(984‐991))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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