臧獲(読み)ぞうかく

精選版 日本国語大辞典 「臧獲」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐かくザウクヮク【臧獲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「臧」はしもべ、「獲」ははした女 ) 男と女のめしつかい。また、人をいやしめていう語。奴婢(ぬひ)
    1. [初出の実例]「臧獲修苔壁、清風掃草堂」(出典新編覆醤集(1676)二・題事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「臧獲」の読み・字形・画数・意味

【臧獲】ぞうかく(ざうくわく)

しもべ。奴婢。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕且つ夫(そ)れ臧婢妾(ひせふ)も、由(な)ほ能く引決す。況(いは)んや僕の已(や)むを得ざるをや。

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