自動人形(読み)じどうにんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「自動人形」の意味・読み・例文・類語

じどう‐にんぎょう ‥ニンギャウ【自動人形】

〘名〙 ぜんまいなどの仕掛けで動く人形
東京日日新聞‐明治二四年(1891)七月一四日「エヂソン氏発明の自動人形と称する仕掛人形十数箇を陳列し」

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改訂新版 世界大百科事典 「自動人形」の意味・わかりやすい解説

自動人形 (じどうにんぎょう)

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世界大百科事典(旧版)内の自動人形の言及

【からくり】より

… 人間とそっくりのもの,生きてひとりで動くものをつくること――それは人間が太古の昔から追ってきた大きな夢であった。自動人形の起源といえば,遠く古代エジプトやギリシア,ユダヤの時代の神話伝承の世界にさかのぼるが,自動人形の夢が現実の技術と結合した最古の作品といえば,紀元前後のギリシア人ヘロンにはじまる。彼は人間の手をいっさいつかわず,すべてを機械仕掛けで演ずる自動人形劇を考案し,また祭壇の点火によって神殿の扉が自動的に開閉する仕掛けなどをくふうし,設計図を書きのこしている。…

【ロボット】より

…漫画やアニメーション,またSFの中で活躍しているロボットがそれで,人工的につくられるので人造人間artificial man,人間に似たものであることからアンドロイド,ヒューマノイドhumanoidなどとも呼ばれる。有機体と機械を合成したサイボーグも広義のロボットといえ,さらにからくり人形(自動人形automata)の類もロボットの先駆形態と考えることができよう。ロボットという名称が初めて使われたのは,K.チャペックの戯曲《R.U.R.(エルウーエル)》(1920)においてである。…

※「自動人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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