自動起床装置(読み)ジドウキショウソウチ

デジタル大辞泉 「自動起床装置」の意味・読み・例文・類語

じどうきしょうそうち〔ジドウキシヤウサウチ〕【自動起床装置】

辺見庸小説。仮眠室での「起こし屋」のアルバイト主人公に描く、眠りをテーマとした作品。平成3年(1991)発表同年、第105回芥川賞受賞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「自動起床装置」の解説

自動起床装置

音ではなく体を浮かせることで目を覚まさせる器機のこと。敷布団の下に専用の袋を敷いて就寝、設定した時間になるとその袋に空気が送られ、体ごと布団を持ち上げることにより目覚めさせる。音がしないため周りに迷惑がかからない、目覚まし時計よりはるかに効果が高いというメリットがある。1964年、かつての日本国有鉄道(国鉄、現JR)が開発依頼し、新光電業株式会社(山口県下関市)が開発、2年後より国鉄の車両基地など全国に導入され始めた。

(2015-3-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android