自己同一性(読み)ジコドウイツセイ(その他表記)self-identity

翻訳|self-identity

日本大百科全書(ニッポニカ) 「自己同一性」の意味・わかりやすい解説

自己同一性
じこどういつせい
self-identity

ある個物が他の個物から区別されて、それ自身としての一貫性を保持すること。ある物が数において、一つであり二つではないことを表すため、「数的同一性」ともいわれる。個人の場合はとくに「人格同一性」が用いられる。

[野家啓一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自己同一性の言及

【アイデンティティ】より

…自我によって統合されたパーソナリティが,社会および文化とどのように相互に作用し合っているかを説明する概念。訳語としては,自己同一性self identity,自我同一性ego identity,主体性,自己確認,帰属意識などがある。哲学の分野で用いられることの多かったこのことばが社会学や心理学の分野でも広く使われるようになったのは,管理化の度合を高めていく1960年代,先進産業社会においてあらわれた反抗,とりわけ青年に見られた自己表出現象によってであった。…

※「自己同一性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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