デジタル大辞泉 「至り深し」の意味・読み・例文・類語 至いたり深ふか・し 1 思慮が深い。心づかいが行き届いている。「―・き御心にて、もしかかる事もやと思すなりけり」〈源・野分〉2 造詣ぞうけいが深い。「言の葉筆づかひなどは、人より殊になまめかしく、―・う見えたり」〈源・須磨〉3 深い趣がある。「(明石ノ浦ハ)何の―・き隈くまはなけれど」〈源・若紫〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例