臼目立(読み)うすのめたて

精選版 日本国語大辞典 「臼目立」の意味・読み・例文・類語

うす‐の‐めたて【臼目立】

  1. 臼の目立〈風俗画報〉
    臼の目立〈風俗画報〉
  2. 〘 名詞 〙 臼の目の摩滅したのを刻み直すこと。また、それを業とする人。市中を「臼の目、臼の目」と呼び歩いた。うすめきり。
    1. [初出の実例]「臼之目立。磑(うす)の目の磨滅せるを斬る也」(出典随筆守貞漫稿(1837‐53)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android