興林寺(読み)こうりんじ

日本歴史地名大系 「興林寺」の解説

興林寺
こうりんじ

[現在地名]斐川町直江町

直江なおえ町の中央よりやや東寄りに位置する。報恩山と号し、真宗大谷派、本尊阿弥陀仏。もと真言宗で、永禄年中(一五五八―七〇)順達が真宗に帰依し、天正年中(一五七三―九二)神門かんど郡から求院ぐい村へ移し、慶長一六年(一六一一)専祐のとき木仏許可(木仏之留)、元和九年(一六二三)順栄のとき初めて興林寺と号し(西光寺古記)、寛永年中(一六二四―四四)現在地に移した(斐川町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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