下直江村(読み)しもなおえむら

日本歴史地名大系 「下直江村」の解説

下直江村
しもなおえむら

[現在地名]斐川町直江町

斐伊川に囲まれた出雲郡の中央にあり、東に沖積平野ができてからはやや西寄りになったが、南北に長い大村。北は中原なかはら村、東は福富ふくどみ村・みなみ村・上庄原かみしようばら村・吉成よしなり村・羽根はね村・武部たけべ村に、南は仏経ぶつきよう山の峰を境として下阿宮しもあぐ村に、南西は出西しゆつさい村、西は上直江村神守かんもり村・氷室ひむろ村に接する。山陰道が上庄原村から上直江村へ通る。北部は平坦な水田地帯で、中部は丘陵地、南部は仏経山を中心とした山山が並ぶ。天保年間(一八三〇―四四)しん川が村の中央を東流した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android