興正寺村(読み)こうしようじむら

日本歴史地名大系 「興正寺村」の解説

興正寺村
こうしようじむら

[現在地名]砥用町遠野とおの 興正寺

北から東にかけては北野きたの村・勢井ぜい村、南は権正ごんのかみ村、西は岩上いわがみ村に接する。上益城郡浜町はままち(現矢部町)へと至る往還路(現国道二一八号)に沿って中心集落がある。地名の由来は同名の寺院に基づく。宗旨・開基年代などは明確でなく、戦国期に焼亡したと伝える。跡地は現在真宗大谷派西照さいしよう寺の所在地とも、禅宗寺院であったともいう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android