精選版 日本国語大辞典「宗旨」の解説
しゅう‐し【宗旨】
〘名〙
※正法眼蔵(1231‐53)都機「仏法の宗旨、いまだ人天の小量にあらず」
② 一つの宗教の中で分かれている流派。宗教の分派。宗門。宗派。
※太平記(14C後)四「此君禅の宗旨(シウシ)に傾かせ給て」
③ 宗教を信ずること。信教。また、その宗教。
④ (比喩的に) 自分のやり方や主義や趣味または専門。また、それらに対する自分の好みや傾向など。
※浮世草子・傾城禁短気(1711)二「是をそっちの宗旨(シウシ)にては、心中といふげな」
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