興行師(読み)コウギョウシ

デジタル大辞泉 「興行師」の意味・読み・例文・類語

こうぎょう‐し〔コウギヤウ‐〕【興行師】

興行1開催することを職業とする者。

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精選版 日本国語大辞典 「興行師」の意味・読み・例文・類語

こうぎょう‐しコウギャウ‥【興行師】

  1. 〘 名詞 〙 興行物の開催を職業とする人。
    1. [初出の実例]「今来たのはその興行師である」(出典:花子(1910)〈森鴎外〉)

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世界大百科事典(旧版)内の興行師の言及

【興行】より

…そしてルネサンスを迎えると,イタリアに〈コメディア・デラルテ〉が登場,本格的に専門・職業的な劇団活動を開始した。またイギリスではエリザベス朝の演劇の隆盛期,流浪する俳優たちが集められて常設劇場創設ブームとなり,夜間興行が行われたが,そのような過程で入場料も高くなり,専門的な興行師の登場をみるにいたった。こうして,17~18世紀に入り,演劇が一種の営利的行為となると,ピューリタン共和政府の演劇禁圧後,王政復古時代に国王によってロンドンにおける興行のライセンスは2人の廷臣=興行師に与えられ,この体制は19世紀まで存続した。…

※「興行師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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