舌疾し(読み)シタドシ

デジタル大辞泉 「舌疾し」の意味・読み・例文・類語

した‐ど・し【舌疾し】

[形ク]早口である。
小賽せうさい小賽とふ声ぞ、いと―・きや」〈常夏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舌疾し」の意味・読み・例文・類語

した‐ど・し【舌疾】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 くちばやである。早口である。
    1. [初出の実例]「小賽小賽とこふ声ぞ、いとしたどきや」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏)

舌疾しの派生語

したど‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android