派生(読み)ハセイ

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「派生」の意味・読み・例文・類語

は‐せい【派生】

  1. 〘 名詞 〙 ある源から別の物事が分かれ出ること。分派して発生すること。また、そのもの。〔哲学字彙(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「派生」の読み・字形・画数・意味

【派生】はせい

源本から分かれ生ずる。〔文心雕竜隠秀〕夫(そ)れ心の動くこと、し。の變ずること、深し。源奧(ふか)くして生じ、根んにして穎(えい)峻(たか)し。

字通「派」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の派生の言及

【語形成】より

…〈サカナ〉は,本来は〈サカ(酒)・ナ(菜)〉であったが,今日では1語であり複合語とは認められない(これを〈仮装複合語〉のごとく呼ぶのは歴史的観点より見たものである)。(2)派生 語幹に接辞(接頭辞,接尾辞など)を付して新語を作ること。接辞は独立の単語ではないため,複合と区別される。…

※「派生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android