派生(読み)はせい

精選版 日本国語大辞典 「派生」の意味・読み・例文・類語

は‐せい【派生】

〘名〙 ある源から別の物事が分かれ出ること。分派して発生すること。また、そのもの。〔哲学字彙(1881)〕

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デジタル大辞泉 「派生」の意味・読み・例文・類語

は‐せい【派生】

[名](スル)もとのものから分かれて生じること。「別の問題派生する」
[類語]枝分かれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「派生」の読み・字形・画数・意味

【派生】はせい

源本から分かれ生ずる。〔文心雕竜隠秀〕夫(そ)れ心の動くこと、し。の變ずること、深し。源奧(ふか)くして生じ、根んにして穎(えい)峻(たか)し。

字通「派」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の派生の言及

【語形成】より

…〈サカナ〉は,本来は〈サカ(酒)・ナ(菜)〉であったが,今日では1語であり複合語とは認められない(これを〈仮装複合語〉のごとく呼ぶのは歴史的観点より見たものである)。(2)派生 語幹に接辞(接頭辞,接尾辞など)を付して新語を作ること。接辞は独立の単語ではないため,複合と区別される。…

※「派生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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