舎人男(読み)トネリオトコ

デジタル大辞泉 「舎人男」の意味・読み・例文・類語

とねり‐おとこ〔‐をとこ〕【舎人男/舎人壮士】

舎人1」に同じ。
「さすたけの―も忍ぶらひかへらひ見つつ」〈・三七九一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舎人男」の意味・読み・例文・類語

とねり‐おとこ‥をとこ【舎人男】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とねり(舎人)
    1. [初出の実例]「うち日さす 宮をみな さすたけの 舎人壮(とねりをとこ)も しのぶらひ かへらひ見つつ」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)
  3. とねり(舎人)
    1. [初出の実例]「とねり男にもたてわき挟(ばさま)せ」(出典:平家物語(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む