舞綱村(読み)もうつなむら

日本歴史地名大系 「舞綱村」の解説

舞綱村
もうつなむら

[現在地名]千代田町舞綱

火野ひの山の南麓に位置し、村内中央を北東流する志路原しじわら川沿いに集落が形成される。永正一八年(一五二一)一〇月二六日付の吉川氏奉行人連署安堵状(岩国徴古館蔵文書)に「舞綱二町」とみえる。

元和五年(一六一九)の安芸国知行帳によれば高一一八・九石。正保三年(一六四六)の地詰で一二三石となる。明知・給知入交じりで、宝暦一一年(一七六一)までの免は、上り詰四・三五、下り詰二・三であるが、翌年より定免四・一五ときまる(国郡志下調書出帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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