20世紀日本人名事典 「舟田三郎」の解説 舟田 三郎フナダ サブロウ 大正・昭和期の登山家 生年明治32(1899)年 没年昭和54(1979)年 出生地大分県大分市長堀町 出身地東京 学歴〔年〕早稲田大学理工学部卒 経歴岩登りと積雪期登山のパイオニア。早稲田大学山岳部の創設当時からのリーダー的存在。大正8年槍ケ岳から穂高縦走、双六谷より薬師、剣岳単独行、11年7月槍ケ岳北鎌尾根。13年1月厳冬期槍ケ岳初登頂、同年4月西穂高積雪期初登。15年1月蓮華岳、スバリ岳スキー登山、昭和5年前穂高登山。また、10〜14年スイスに留学、ヨーロッパ・アルプスに足跡を残す。ガイドレス登山を提唱し、学生登山会にネオ・モダン・アルピニズムを導入。著書に「スキー登山」「岩登り」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「舟田三郎」の解説 舟田三郎 ふなだ-さぶろう 1899-1979 大正-昭和時代の登山家。明治32年8月14日生まれ。大正6年北岳,間(あい)ノ岳を単独行。8年早大にはいり,山岳部で活動。槍ケ岳北鎌尾根登攀(とうはん),白馬岳,剣岳などのスキー登山をおこなう。案内人同伴が普通だった当時,「無案内,無人夫」を実践し,ネオ-モダン-アルピニズムをとなえた。昭和54年12月31日死去。80歳。東京出身。早大卒。著作に「岩登り」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by