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白馬岳 しろうまだけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

白馬岳
しろうまだけ

長野・富山県境にある山。飛騨山脈後立山連峰北部にある。標高 2932m。南の杓子岳鑓ヶ岳とともに白馬三山呼ばれる。山頂部は古生層より成る。山名の由来は,苗代づくりを始める融雪期に岩肌の雪形が馬に似ることから,苗代馬の意味で代馬 (しろうま) 岳と呼ぶようになった。

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デジタル大辞泉の解説

しろうま‐だけ【白馬岳】

長野・富山県境、飛騨山脈北部の後立山(うしろたてやま)連峰の高峰。標高2932メートル。杓子(しゃくし)岳・鑓(やり)ヶ岳とともに白馬三山とよばれる。大雪渓やお花畑がある。白馬山(はくばさん)。

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百科事典マイペディアの解説

白馬岳【しろうまだけ】

新潟,富山,長野の3県境に近く,飛騨山脈の北部にある山。標高2932m。南の杓子岳(しゃくしだけ),鑓ヶ岳(やりがたけ)とともに白馬三山と呼ばれ,古生層からなる。
→関連項目後立山連峰ウルップソウ大糸線お花畑木暮理太郎雪渓乗鞍火山帯八方尾根飛騨外縁帯

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世界大百科事典 第2版の解説

しろうまだけ【白馬岳】

飛驒山脈北東部につらなる後立山(うしろたてやま)連峰の主峰。この山と南の杓子(しやくし)岳(2820m),鑓ヶ岳(やりがたけ)(2903m)を合わせて白馬三山という。標高は2933mで,飛驒山脈北部では立山,劔岳に次ぐ高峰。長野,富山の県境に位置し,頂上北方1kmの三国境(さんごくざかい)で新潟県とも接している。古くは周囲の山々を含めて蓮華(れんげ)山,白馬岳は大蓮華山とよばれ,山頂北東の小蓮華山(2769m)や,北東麓の蓮華温泉(新潟県糸魚川市)にそのなごりがみられる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔富山県(長野県)〕白馬岳(しろうまだけ)


富山・長野県境をなす飛騨(ひだ)山脈(北アルプス)北部の高峰。後立山(うしろたてやま)連峰北端に位置する。標高2932m。南に続く杓子(しゃくし)岳・鑓ヶ(やりが)岳とともに白馬三山とよばれる。深田久弥(ふかだきゅう)「日本百名山」の一つ。中部山岳(ちゅうぶさんがく)国立公園に属す。急傾斜の東側斜面にはカール(圏谷(けんこく))地形や大雪渓が見られる。シロウマを冠した名をもつ特有種など高山植物の宝庫で、「白馬連山高山植物帯」として特別天然記念物に指定されている。貴重な鳥獣・昆虫も多い。鑓ヶ岳南東麓(なんとうろく)の鑓温泉は日本最高所の温泉。北東に延びる乗鞍(のりくら)岳東麓(とうろく)の栂池(つがいけ)高原スキー場は日本屈指の規模をもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白馬岳
しろうまだけ

長野・富山県境にそびえる山で、北アルプス後立山連峰の北部に位置する。標高2932メートル。槍ヶ岳(やりがたけ)や穂高岳(ほたかだけ)とともに北アルプスではもっとも人気のある山で、南に続く杓子岳(しゃくしだけ)(2812メートル)、鑓ヶ岳(やりがたけ)(2903メートル)とともに白馬三山とよばれる。非対称山稜で、東側は急崖(きゅうがい)をなして中央構造線に臨み、西側は比較的緩やかな傾斜で黒部峡谷に至る。古生界の粘板岩や砂岩からなり、山頂付近は緑色の蛇紋(じゃもん)岩と白色の珪長(けいちょう)岩が目だつ。山頂近くに氷河地形のU字谷がある。日本三大雪渓の一つ白馬大雪渓で、登山者に人気のある場所の一つである。大雪渓上部の葱平(ねぶかっぴら)周辺は高山植物の宝庫で、白馬岳のお花畑とよばれる。ウルップソウ、コマクサ、トウヤクリンドウ、ユキワリソウ、クロユリなどがあり、特別天然記念物に指定されている。なお、シロウマの名のつく植物が15種ほどある。
 江戸時代には加賀藩の下奥山廻(まわ)りの順路にあり、1697年(元禄10)の登山記録がある。1894年(明治27)イギリス人のウェストンが登っており、1906年には山小屋が置かれた。白馬登山は東麓(とうろく)の猿倉(さるくら)(長野県北安曇(きたあずみ)郡白馬(はくば)村)までバスの便があり、猿倉から頂上まで約6時間の行程である。
 山名は、4月下旬に雪解けが始まると白馬岳と北に続く小蓮華山(これんげさん)との鞍部(あんぶ)直下に大きな馬、小蓮華の右肩に小さな馬の形をした岩が黒く現れる。これを山麓の農民が代掻(しろかき)馬に見立てて苗代の準備をする目安にした。代掻馬が代馬岳となり、地形図作成の際、白馬岳となったといわれる。[小林寛義]

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