舵手(読み)ダシュ

デジタル大辞泉 「舵手」の意味・読み・例文・類語

だ‐しゅ【×舵手】

船のかじをとる人。かじとり。
ボートレースコックス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舵手」の意味・読み・例文・類語

だ‐しゅ【舵手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船のかじをとる人。かじとり。
    1. [初出の実例]「舵手(ダシュ)に令する航海長の声の外には」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下)
  3. ボートレースのコックス。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「舵手」の読み・字形・画数・意味

【舵手】だしゆ

舵とり。

字通「舵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の舵手の言及

【ボート】より

…艇の材質,大きさには規制はないが,1982年以降,国際漕艇連盟は種目による重量制限を設定,金のかかる軽量化競争に歯止めをかけ,例えばエイトのシェルは重量93kg以上,1人こぎのシングルスカルは14kg以上と定めた。
[競技種目]
 オリンピックと世界選手権での競技種目は,(1)シングルスカルsingle sculls,(2)ダブルスカルdouble sculls,(3)クォドルプルスカル(4人こぎスカル)quadruple sculls,(4)舵手なしフォアfour‐oared shell without coxswain,(5)舵手なしペアpair‐oared shell without coxswain,(6)エイトeight‐oared shell with coxswain,eightsであり,舵手なしフォアのみ男子種目,他はすべて男女双方の種目となっている。以上男子6,女子5種目が体重無差別で行われ,1996年アトランタ・オリンピックから軽量級(クルーの平均体重が男子70kg以下,女子57kg以下)として,(1)舵手なしフォア(男子),(2)ダブルスカル(男子,女子)が加わった。…

※「舵手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android