船切手(読み)ふなぎって

精選版 日本国語大辞典 「船切手」の意味・読み・例文・類語

ふな‐ぎって【船切手】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、民間船が所持することになっていた出港証明書。また、それに船往来手形の機能を加えた通航免許状のこと。
    1. [初出の実例]「遊行の札おすや弘誓の船切手〈有安〉」(出典:俳諧・六百番誹諧発句合(1677)八五番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む