船片原町(読み)ふなかたはらちよう

日本歴史地名大系 「船片原町」の解説

船片原町
ふなかたはらちよう

[現在地名]長浜市朝日町あさひちよう

よね川の河口左岸にあり、南は小船こぶな町。町名は船持・船乗の居住区であったことによる。町の北側は朱印地、南側は瀬田せた村領年貢地。元禄八年大洞弁天寄進帳では家数一四、男三三・女三五で、船持五・持四・船大工二・船年寄がいた。享保一五年(一七三〇)の長浜人数留(今村文書)によれば、中鞴なかたたら町と合せた家数四〇、男七一・女七六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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