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船舶乗組員 せんぱくのりくみいんcrew

翻訳|crew

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

船舶乗組員
せんぱくのりくみいん
crew

船舶に乗組み,海上労働に従事する船長以下の職員,部員の総称。その構成は船により海運会社によって異なるが,日本では普通,甲板部には職員として一等航海士,二等航海士,三等航海士,部員として甲板長,甲板手,甲板員があり,機関部は機関長以下,一等機関士,二等機関士,三等機関士などの職員と操機長,操機手,操機員などの部員によって構成される。無線部には普通,通信長と通信士が,事務部には事務長,事務員,司厨長,司厨手,司厨員がある。船により,また航路によっては船医が乗組むことがある。船の主機関の遠隔操作が可能になり,燃料系統の自動化装置を備えたり,係船作業や荷役作業などの機械化・自動化が進んだため,甲板,機関各部の労働が変化しただけでなく,船舶における海上労働組織そのものが変化し,乗組員も大幅に減員をはかることができるようになった。日本では,少人数乗組みによるタンカー,コンテナ船,ばら積船,自動車専用船などの実船実験により,船員制度が近代化され,また日本船舶へ外国人船員も導入されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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