船舶の甲板部の職長。古くは水夫長といった。一等航海士の指示を受けて甲板部員を指揮監督するとともに、船体・船倉・船用品の整備、荷役(にやく)準備、貨物の保全・保安、船内の見回りを担当する。従来、大型外航船には、甲板長のもとに甲板手約4人、甲板員約3人が配置されていた。「船員制度の近代化」のもとで、航海士の職務の一つである船橋当直のみを行う半航海士化(運航士といい、限定免状が必要)や、機関部員の作業をも行う両用部員化(船舶技士という)が進められ、人数は減少しつつある。なお船舶には、甲板部員以外に、機関部では操機長、操機手、機関員、事務部では司厨(しちゅう)長、調理手、司厨員が乗り組んでいる。
[篠原陽一]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...