色の三属性(読み)イロノサンゾクセイ

デジタル大辞泉 「色の三属性」の意味・読み・例文・類語

いろ‐の‐さんぞくせい【色の三属性】

色を区別し、表すための三つ要素色相彩度明度のこと。無彩色である黒・灰・白は明度のみをもつ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「色の三属性」の解説

色の三属性

白、黒、灰色以外の色は、どのような色も色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Brightness)の3つの要素を含んでいる。これを色の三属性という。色を表わしたり区別したりするときのひとつの基準色相とは、赤や青といった色あいのこと。彩度は色の鮮やかさで、彩度の高い赤はより赤く、彩度の低い赤はグレーに近くなる。明度は光の明るさのことで、明度を上げると白っぽくなり、明度を落とせば暗くなる。これらは、色を表わしたり区別したりするときのひとつの基準。色相、明度、彩度ごとに色を分類して立体的に示したものを色立体といい、あらゆる色が色立体のどこかに位置する。マンセル方式では色相(Hue)はH、彩度(Chroma)はC、明度(Value)はVで表わす。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android