色褪(読み)いろあせる

精選版 日本国語大辞典「色褪」の解説

いろ‐あ・せる【色褪】

〘自サ下一〙
① 色が薄くなる。色のつやがなくなる。
※あらたま(1921)〈斎藤茂吉〉折にふれ「君が愛でし牛の写真のいろ褪(ア)せて久しくなりぬこのはだら牛」
② 以前のような若さ、美しさ、新鮮さなどのおもかげがなくなる。精彩をなくす。
※或る死、或る生(1939)〈保高徳蔵〉一「僅に残ってゐた色褪せた愛情も、無残に消滅して」

いろ‐ざ・む【色褪】

〘自マ下二〙
① 色が薄くなる。色があせる。光沢がなくなる。
※風雅(1346‐49頃)夏・三五六「風わたる田面の早苗色さめていり日残れるの松はら〈光厳院〉」
② 色が変わる。顔色が青ざめる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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