艷消硝子(読み)つやけしガラス

精選版 日本国語大辞典 「艷消硝子」の意味・読み・例文・類語

つやけし‐ガラス【艷消硝子】

〘名〙 (ガラスはglas) 表面をすりみがいたりして細かい傷をつけ不透明にした板ガラスくもりガラスすりガラス。つやけし。
※舎密局必携(1862)三「直ちに撮影鏡器内の無沢玻璃板に代へて挿入し」
金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉中「光沢消硝子の軒燈籠に鳥と標(しる)したる方に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android