花の滝(読み)はなのたき

精選版 日本国語大辞典 「花の滝」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 滝(たき)

  1. 落花の浮かんだ水が落ちる滝。また、花の間を縫って落ちる滝。また、激しく花の散るさまを滝に見立てていう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「岩こす浪は松の嵐か 散るを見る山には花の滝落ちて〈二条良基〉」(出典:菟玖波集(1356)春下)
  2. 滝のように花房が長く垂れ下がったもの。
    1. [初出の実例]「花の滝と是や申さんさがり藤〈吉重〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)春六)
  3. 美しい滝を落花に見立てていう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む