花の都(読み)ハナノミヤコ

デジタル大辞泉 「花の都」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐みやこ【花の都】

都の美称。はなやかな都。また、花の盛りの都。「花の都パリ」 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花の都」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 都(みやこ)

  1. はなやかな美しい都。都の美称。また、春、花の今を盛りと咲いている都。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「はるごとにわすられにけるむもれぎを花のみやこをおもひこそやれ」(出典:重之集(1004頃)下)
    2. 「夫も花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが、日向の延岡とは何の事だ」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「花の都」の解説

花の都

古典落語演目ひとつ。上方ばなし。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android