花の鏡(読み)ハナノカガミ

デジタル大辞泉 「花の鏡」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐かがみ【花の鏡】

花の映っている池水などを、鏡に見立てていう語。
「年を経て―となる水は散りかかるをや曇るといふらむ」〈古今・春上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花の鏡」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 鏡(かがみ)

花の影が映っている池水などを鏡に見立てていう語。《季・春》
※古今(905‐914)春上・四四「年をへて花のかがみとなる水はちりかかるをやくもるといふらん〈伊勢〉」

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